ポケモン日本大会体験記 ~in 幕張~
始めに
こんにちは。
と申します。
6/10.11に開催されたポケモンジャパンチャンピオンシップス2023(PJCS2023)に出場し、シニアカテゴリでbest8に残ることが出来ましたので、その体験を出来るだけ時系列に沿って、ワクワクを伝えられる様に書き残します。この記事を読んでだ方に面白そうだな。出てみたいな。と感じていただけたらなと思います。大会のことだけ読みたい方はこちらの目次を見て、興味のあるところ以外は読み飛ばしてください。
日本大会にかける思い
まずは自己紹介と、日本大会のルールの概略を説明させてください。私は2007年生まれの高校2年生で、日本大会のルールであるダブルバトルは2022年の初め頃から始めました。関わってくださる友達も沢山できました。
しかし、2022年は結果が振るわなかったり世界大会には病気で棄権することになったりと残念な結果になりました。
そこで2023年こそは手伝ってくれた友達や、応援してくださった方々に恩返しをするため、また去年のリベンジをするため、この大会には並々ならぬ思いを掛けていました。
ポケモンSVの大会には生まれた年によって(ジュニア・シニア・マスター)と、カテゴリが分かれています。来年からは私はマスターカテゴリに参加することになるのですがマスターカテゴリは怪物揃いですので、今年が大会で結果を出しやすいラストチャンスになると考えていました。
また、今回の日本大会で採用されたルールはBo1のダブルエリミネーション形式と言って、詳しい説明は省きますが、とにかく一瞬でも油断できないルールとなっています。例えるなら、ランクマッチで二回負けた瞬間に敗退となるようなものですね。
これらのような理由から、絶対に負けられない戦いに挑むこととなり、苦しくも楽しい日々でした。最後の一週間に至っては、大会のことを考えるたびに足が震えるほどに緊張が高まっていました。
構築が決まらない!(構築の経緯)
日本大会に出るとなれば、もちろん練習が大切になってきます。しかし、それよりももっと大切だと考えていたのが構築の選択です。大会前日に入るまでに構築を用意する必要がありました。私は自信のある構築がいくつかあったのですが、逆に言えばすべての構築に疑問点を感じていました。期限前日まで悩みに悩んで、結局は自分の扱い方次第ではどの構築にも5分以上の戦いとなるような構築に決めました。それがこちらです。
レンタルチーム
の三体の並びは高いすばやさからの範囲技による圧倒的な制圧力を持っていることから、相手の詳細がよくわからない状態が長く続くこの大会では考えることを減らせて有用だと考えました。なりより練習段階では一番勝率がよかったということもあります。
この当時wolfeが海外のリージョナルで結果を残したことで流行しかかっていたのような安定した行動をとれる並びを使おうとも思いましたが、Bo1での上手な使い方がわからなかったこと。防塵ゴーグルやラムの実にメンタルハーブ、それに突然のの挑発などに屈したときに後悔するだろうと考えたことから、この構築を使い切る自信がなかったために、安定はしないですがの居ない構築を使いました。
マララ (@PORIGONLOVER) / Twitterと通話しながら相談していましたが、彼とは先述のような択ゲーを受け入れるか、運ゲーを受け入れるかの思想の違いによるすれ違いも起こりました。
後日談ですが、バンギルガルガンの構築を考えようとしてみて、結局上手くいかないという結論に至るまでの思考や、ポケモンの根本的な考え方についての考察もしようとしていたり色々ありました。それだけ考えても安定した結論にはたどり着けませんでしたが、それなりのところまでは行き着いたと思うので何年後かはわかりませんがいつかは記事に残します。
話を戻しまして、の三体の並びが基本選出として確立されたところでしたが、この状態では誰がどう見てもテラスを切ったの処理に時間がかかりすぎます。そこで白羽の矢が立ったのがでした。彼は飛行テラバーストでを安定して削ることができるうえに、テラスタルを切ってこない相手には威力120のけたぐりを打ち込むことができ、イージーウィンも狙えました。しかし、けたぐりを半減に抑えられる毒テラスに対してはのテラバースト以外の打点を持たないため、それを解決すべくこちらもを採用することに踏み切りました。テラスタルしたでドレインパンチを躱すのが一番の対策であったを倒す、ないしのマジカルシャインを半減に抑えるテラスタルを切りにくく感じさせることも出来て優秀でした。毒や炎テラスに対する強烈な抑止力となりましたが、が特性によって味方のの邪魔をしてしまうことが懸念点です。そこで選出に幅を持たせるために、結果的にサイクルも最低限回すことができるようになるを採用しました。だけでは不足気味だと考えていたへの圧力も追加でかけられるようになり、大成功だったと思います。こうして、6体の並びが決まりました。それぞれ個体解説を行います。
個体解説
妖ハバタクカミ@こだわり眼鏡
143-x-80-180-156-194 (100-0-116-196-4-172)
ムーンフォース・マジカルシャイン・シャドーボール・10万ボルト
2日前に命の玉→こだわり眼鏡に変更したダークホースでした。もともとは最速で相手のをシャドーボールで倒す型でしたが、相手の耐久の振り方やテラスタルに依存する行動となるのが納得がいかず、それならばいっそこちらもテラスを切ってを倒してしまおうという型です。結果は大成功で、極大火力で油断している相手全てを吹き飛ばす神でした。ここまでSに振った眼鏡はなかなかいないため、安心して上からテラスマジシャを押していきましょう。ただし、CとSを伸ばした代償に陽気にすら不意打ちで30%ほどの低乱数で持っていかれます。で威嚇を入れて支援するか、テツノツツミの隣でテラスマジシャを押しましょう
霊イーユイ@気合いの襷
130-x-101-187-140-167 (0-0-4-252-0-252)
ねっぷう・あくのはどう・わるだくみ・まもる
相手が泣くまで相手を殴るだけです。悪だくみは主に相手が受け寄りの構築でかつ二回以上行動できるとき、また不意打ち回避の緊急手段として使います。ドレインンパンチだけは絶対に受けてはいけないので、その対策用の霊テラスです。と初手で出会ったときには基本的に聖剣か神速しか撃たれないため、テラスを切れば大抵上手くいきます。
氷テツノツツミ@ブーストエナジー
131-x-134-176-81-206 (0-0-0-252-4-252)
ハイドロポンプを絶対に当てましょう。弱点を突いていないときの火力に信頼してはいけないです。技範囲が少し広く凍える風が優秀なだけのポケモンだと割り切って使ってください。テラスタルは、や以外に対して明確に欲しい場面はないですが、そのような場面ではBo1の特徴からに霊テラスを切ることで十分試合になります。それよりはの隣にいないをと合わせて倒せる可能性を上げられるように氷テラスに決めました。
飛カイリュー@ラムの実
169-186-116-x-121-141 (20-252-4-0-4-228)
と合わせて多くの構築に打ち合うことができる対面構築の最強の1ピースです。前述のようにけたぐりでを倒しに行きたいですが、素の状態では二発当てても倒せない程度の火力です。プランとして実際に考えていたのは、の並びからカタストロフィ+龍舞からのけたぐりによって2tの間に1度しか相手のを一度しか行動させずに倒すことです。一度はどちらかが体力を半減にされるのですが、2tの間の形勢はこちらが有利になると考えています。このは準速+2まで素早さを上げているので、一度龍舞を積んでさえしまえばを抜くことができるため、彼らへの脅威になります。同時にこれはの凍える風と合わせることでの上から行動できるということです。特にに対してはけたぐりによって確定1発を取れるため、ふいうちを撃ってこない相手には1tで大きなアドバンテージを取ることができます。さらにほぼ確実に相手のの上を取っているため、神速の打ち合いには自信を持って臨むことができます。ハバタクカミの代表するゴーストタイプのポケモンにはテラスタルを切る前は全く触れることができない懸念点はありましたが、うまく判断すれば問題ないとして採用に踏み切りました。
毒ディンルー@とつげきチョッキ
231-176-146-x-111-88 (4-236-4-0-84-180)
じしん・じだんだ・ヘビーボンバー・カタストロフィ
このポケモンも直前に変更しました。ヘビボンの枠にはずっと地割れを採用していましたが、負けそうなときに死に物狂いでじわれを打って結局負けるよりは運ゲーに頼らず自力で戦い抜いた後のほうが納得できるだろう。という理由から、前日にヘビーボンバーに変更しました。実際にこの技のおかげで勝つことが出来たため満足しています。
地震を採用していることを不思議に思う方も多いと思いますが、この並びで使ってみると案外撃つ機会は多いです。以外の味方の火力を下げてしまうため相性が悪いです。そのため、と並ぶことはできるだけ避けて動きますし、それができる構築ですのであまり困ることはありません。前述のように範囲技で一掃することを目標とした構築ですので、それを先発からでも後発からでも取っていくことが出来るこの技は有益でした。理想的な状況下では、地震は「この指とまれ」や「怒りの粉」によって妨害されない地団駄二発分と見做せることからも有能さが伝わると思います。
合体するに強く出るために水テラスにすることも考えましたが、に強く出る必要があったため毒テラスで行くことに決めました。代わりにSを準速抜きまで振ることでの威嚇や電磁波と合わせて合体寿司に対してもテラスタルすれば行動回数を増やせるようにしてあります。さらに、地震読みでに引くことができれば次のターンにはけたぐりで倒せる範囲に入っていることも多いです。初手の等との守る択に負けてしまい突破後の展開にどうしても無理がある場合には竜舞を積みながら隣のは滝登りで麻痺+怯みを狙うルートを取ることも有ります。
鋼ギャラドス@オボンのみ
201-165-100-x-132-118 (244-36-4-0-92-132)
たきのぼり・ちょうはつ・でんじは・まもる
バグって口を閉じてる時の何とも言えない表情がすきです。たきのぼりと挑発があり得ないほど強いので、それを活かしきれるように最速抜きまでSに振りました。ミラーでもそこそこ自信をもって挑発を打ち合えます。素早さマウントを取って殴ってくる相手にも電磁波で誤魔化すことが出来るため、ラスト一枠にしっくりはまりました。例えばサーフゴー以外の追い風系統ですね。そのように+のような相手には優位に立てるポケモンがいないため、+のから入り、凍える風+に電磁波を撃ちます。大抵テラスタルしてくるので、次のターン以降に守るを駆使しながら追い風を残されないようにを倒してしまえば勝てます。このような自分だけが相手の行動をおおよそ把握している択で勝ち続ける事でBo1では勝てる構築を作りました。
これにて構築の紹介はいったん終わりになります。この構築に対してはどう立ち回るの?などの質問はミン (@min_pokeroom) / Twitter のDMなどに送信してください。レンタルチームはこちらですので、使ってみてくださると嬉しいです。
ここからは旅行の3日間を振り返っていきます。対戦の内容を見たい方はここをクリックしてください!
day0(金曜日)
関西圏からのPJCS参加ですので、新幹線で前日入りすることに決めました。遠方の方は、夜行バスや当日入りでは充分な睡眠が取れないかもしれないですので、出来れば前日入りがオススメです。
学校に行ってから新幹線で東京に向かいました。初対面のポケカ勢と、リア友のポケカ勢にマララ君を加えた四人で話しながら東京に。シートの回し方を教えてくれた親切な方に感謝です。初対面ではなかなか馴染むことが出来ず、ポケカとゲームそれぞれ二人組で話していました。新幹線を降りてからのほうがむしろ話すようになって、仲良くなった帰りでは思い出話で楽しんでいました。また一緒に旅行出来たらいいですね。
↓は東京に来てテンションが上がっている僕
Tokyo!!! pic.twitter.com/xOH4h3XIuy
— ミン (@min_pokeroom) 2023年6月9日
ホテルの温泉に行くときには温泉セットをしっかりと準備していきましょう。アメニティを確認して、何を持っていく必要があるのか確認しましょう。今回は同じ部屋に泊まった前述のマララ君と、二人して部屋に置いてあったタオルに気づかず、危うくタオルなしで温泉に入る羽目になるところでした。温泉に入る前に気づけたからよかったものの、気づけていなかったらどうしていたんでしょう...?手とハンカチだけで体を拭く化け物が誕生していたかもしれません。その日は寝る前に自信がどんどんなくなってきて、自分の作った対戦相手として考えられるチーム一覧と格闘していました。一週間前からのドキドキが心にどんどん積もって、この一年間の努力が試される明日に怯えながら眠りにつきました。とにかく1年間の努力がここで終わりとなることを恐れていました。
day1(土曜日)
朝8時ごろに爆音の目覚ましで起床。朝食は持ってきたコンビニおにぎりでさっと済まして会場へ。不思議と不安はなくて、むしろ高揚感を感じていました。じぇらーる@Kiyoshiro Arai (@jeraru1105) / Twitter と合流して保護者として同行していただきました。差し入れにお水を持ってきてくれたのが本当に助かりましたし、緊張をほぐしてくれたのも彼でした。入場で一つ後悔しているのは、早く入場の列に並んでおけばよかったということです。受け付け開始から開会式までの時間はそう長くないため、早めに受付をしなければ焦ることになります。参加される方は、受け付け開始の20分前くらいから並んでおくと良いでしょう。
会場に入ると、こんな空気感でした。https://twitter.com/min_pokeroom/status/1667356238043320320?s=20
ポケカのイラストが所々に飾られていたり、配信卓が目の前にあったりして、憧れの舞台に戻ってきた実感が湧いてきます。去年にはポケカのイラストコンテストの優秀作品も展示されていたと思います。
一緒に会場入りしたじぇらーるの弟であるYujiro (@YujiroPoke) / Twitter と対戦表を確認すると、お互いに三連勝すれば当たる位置にいました。絶妙な距離でヒリヒリしながらも隣の席の人と会話しながら対戦開始を待ちました。二回目のPJCSでしたので、去年よりは緊張はほぐれていました。そしてついに一戦目です。覚えている限り説明していきます。
一戦目
お相手:初手+vsこちら:初手+
初手でSの上がったのうそなき(特防を二段階下げる技)との草テラバを受けてが倒れそうになるもののとつげきチョッキのおかげでなんとか耐えて返しの地震+ちょうはつでの動きを封じました。2t目はマジカルシャイン+草テラバでが大きく削られましたがオボンの実で回復して返しの滝登りではのこり体力半分ほどに。をフリドラで落とせるかどうかが怪しく感じた(多分落ちたとは思います)ため、から入って草テラバを受けながらのテラスムンフォでを処理。裏から出てきたは神速でを倒しきれるか自信がなかったのか守る+をに交代。こちらも耐える自信はなかったために交代しながら滝登りをに。そこからはギリギリの攻防を繰り返しながらもの圧力を活かしきってなんとか勝ち。最後にはが神速を4だけ残して耐える激アツ展開でした。ドキドキの冷めやらぬままで続く第二試合へ
二戦目
+vs+
初手で互いのが最速ブーストエナジーであることが判明。お互いに一手のミスが即座に負けにつながる厳しい戦いです。こちらはフリーズドライをに撃ちながらは守る。相手もは守りながらにハイドロポンプ。二回連続で相手のが先に動いたため相手視点ではこちらのは最速ではないように見えたのか次のターンには相手は技を固定するためににアンコールを撃ちますが、こちらのが先に動いて炎テラスしたをハイドロポンプで一撃。そのままもゴーストテラスねっぷうで倒して神に感謝しながら、出てきたに威嚇を入れて安全に勝ち。
しかし、相手のが先に動いてさえいれば負けも大いにありえた勝負になっていました。それに気づいたときには心臓がバクバク鳴っていました。同速勝負に勝ったことで油断して風船ドクロッグに対してじだんだを押すプレミもあって緊張感はMaxに。ここからの試合では絶対にプレミをしないように集中し直しました。具体的には対戦前に深呼吸を二、三度するだけですが、大きな意味があったと思います。
三戦目
選出:+vs+
今大会で初めて知り合いと当たることに。トリックルームのことを彼の二戦目での対戦相手が僕にばらしてしまい気まずい状態に。対戦前には深呼吸をしっかりとして試合開始。おそらくでをサポートしながら地震を連打していけば勝てそうだと予想。そこでおそらくにテラスタルを切るのですが、僕が高耐久ポケモンを扱うときの鉄則としてテラスタルは切れるうちに切れ。というものがあります。不意の弱点技を受けてしまう前にさっと躱してしまおうということです。相手の構築全体で見てもあまり不利にはならないと考えて初手でをテラスタル。相手も水テラバをに撃ちつつ猫だましでの動きを封じますが、半分も削られなかったがそこからは地震を連打。倒されてはかなわないとをに引きますがこちらのA特化に近い地震で大幅に削られ、お相手はでトリックルームを貼りますが結局が生き残って勝ち。ただし、その実緊張しすぎてトリックルームのことを覚えていなかったため、裏のメンツはドレインパンチが抜群で通る状態で、あとから見直してみると危ないかったなと思います。
四戦目
vsYujiro (@YujiroPoke) / Twitter
選出:+vs+
大会開始直後に互いに三連勝すれば当たることになると言っていたyujiroと、結局お互いに三連勝して当たることに。結局構築をもらうことはなかったのですがじぇらーるさんから同じ構築をもらっていたため、ほとんど相手の構築を知っている状態でした。ただしアレンジが少なからず加えられている可能性もあったため、決めつけはせずに臨みました。実際には、おそらく知っている通りでした。
珠サイコシード弱保メンタルハーブ防塵ゴーグルオボンのみ
だと思います。詳しくはそのうちに後悔される彼の記事を読んであげてください。
対戦内容に移りますと、初手読みで圧をかけるために+の選出をしました。以外の出し方ならそのまま挑発を駆使して戦うことが出来、に対してもどちらかをに引きながらテラスタルも駆使してトリックルームを再展開させないように戦えば十分だろうという判断でした。結果はから入ってきまして、相手の表情を確認したところ圧をかける事には成功したように思えたので両方のポケモンを引くことにしました。おそらく初手はどちらかがテラスタルしつつドータクンがトリックルームで、ディンルーは攻撃してくるならテラスタルを切っているだろうと予想したからです。そうしたとき、どちらにテラスを切ってくるかわからないまま攻撃して弱点保険やテラスタルで切り返されるよりは、威嚇もに入ることが確認できていたのでゆっくりと時間を稼ぎつつ相手をより大きく消耗させる方針に転換することにしました。つまり、両交代でをもう一出せるようにしつつでジャイロボールやヘビボンを受ける方針です。ここで相手の選択は読み通りで、守る+水テラストリルでしたので大きくアドバンテージを取ることに成功し、トリルターンは残り4ターンに。次のターンにはボディプレスで弱点保険を発動させながらのいわなだれに対しても体力が4割ほどに減らされたの二体ともが動いてカタストロフィとけたぐりで相手のを倒す理想的な展開に。怯む確率は一体辺り30%なので運に助けられています。裏から出てきたモロバレルに対してカイリューが飛行テラバで8割ほど削って木の実を食べさせながらディンルーは地震を選択。お相手はすることのないをに交代しながらを眠らせてきました。眠りターンを1ターン消費してトリルは残り3ターン。相手視点ではを雷パンチで倒すのが安定択ですが、それではに火力を弱められたときにyujiroは勝ちつらいです。そこで、こちらの裏にいるが投げられた後でもが安定した火力を得るために剣の舞をしながらのキノコの胞子でカイリューの動きを封じてしまおうという動きをされました。そこでのラムの実が発動してテラバーストでを倒しました。は眠りターンを2ターン消費したところで、トリルは残り2ターンです。ここのターンではが雷パンチをギャラドスに撃たれなければはドレインパンチと花粉団子を集中されても耐えると予想して守る+にカタストロフィを撃ちました。もしが耐えなかったらどうしようと心臓はバクバクでしたが雷パンチとボディプレを分けて撃ってきたので安心しました。そこからは詳しく覚えていないのですが択にしっかり勝って勝ちました。相手の動きを知らなければ余裕で負けていたと思います。彼は世界大会のルールとして予想されているオープンシートBo3のルールではシニア勢最強クラスですので要注目です。
五戦目
vsかむらっち (@pokekamui) / Twitter
選出:+vs+
一番当たりたくなかったと当たってしまいました。というのも、今回の相手の様にがサポートをしてが攻撃してくるものもあればがスカーフ命賭けや鋼テラバで一体持っていきながらが広角レンズを持ってネズミ斬で超火力を与えに来るものもあり、対策方法が確立しつらいのです。しかし、今回の相手の場合に限ればの初手でごまかしがきくと考えたためこの選出です。口頭でブラフもかけてやればどんな使いにでも勝つことが出来ます。実際に相手の選出はでしたので、広角レンズの線は薄いと判断しました。そこで相手のの行動を考えると守るorこの指or怒りの前歯ですが、相手視点範囲攻撃が痛いためほとんどの人はこの指を撃ってきません。ここで
のテラスタイプは鋼か水か飛行がほとんどを占める事も考慮にすると、フリドラ+熱風をに集中するのが案外正解なのです。実際練習段階では毎回うまくいっていました。実際に相手の取ってきた行動は水テラスシャドボ+フェイントをに集中でしたので、を八割削りながらも五割削って満足です。シャドボで倒れたの裏からを投げてテラスマジシャで一掃できる状態ができたので、フェイントで襷が割られないように霊テラを切りながら悪巧みで、そこからは裏から来たを追い風ターンを枯らしながら一体ずつ処理して勝ちです。
ここでベスト8に入れることが確定し、幕張近くのお店に新幹線に乗った四人のメンバーで向かいました。ポケカ経済論の面白い話を聞きながらおいしいナンカレーを。チームの概要をすでに知っていた数人と当たったらどうしようかと考えながら、不安よりもむしろ楽しみに眠りました。
day2(日曜日)
ようやくday2です。朝から会場に全員のチームの詳細が張り出されるとのことだったので早くから会場に入っておきたかったのですが、付添人が電車の遅延で来れなかったため僕もゆったりと入ることにしました。それでも僕が会場に入った時には他の選手は三人しか着いておらず少し安心することに。開示される情報は三値とテラスタイプ以外の全ての情報です。張り出されていた対戦表を見ると見覚えのある名前が一回戦の相手に。かなりの好成績で予選本戦と抜けてきたシニアの強豪、ろーるくんでした。
一戦目
選出:+vs+
練習段階でも勝ちづらいと思っていた鈍感欠伸+ステロとのマッチングに。今一度こちらの構築を見ると、の隣のを1ターンで倒す方法があまりにも少ないので大抵一度は欠伸を撃たれてしまいます。そうすると二度目、三度目のあくびも打たれやすくなり、欠伸を解除しようと交代するとステロダメを受けてしまいます。僕の構築にはステロが抜群で通るポケモンが多く採用されているため、それは勝ちづらい展開だろうと判断して1ターンで無理やり倒しに行くことにしました。の氷テラスタルとの特性を利用した初見殺しです。のラムの実を活かして積むルートもありましたが、カタストロフィやウェーブタックルで消耗させられると相手の裏のにブーストエナジーでSを上げられてそのまま負ますし、初手でと対面すると苦しい対面を余儀なくされることを考えるとなかなかしたくありませんでした。相手のが雷パンチを持っているのでも出しづらく、にもにも対処できる初手はしかないと判断しての初手です。裏にはのテラス神速をの代わりに受けられると、を上から神速で倒しに行けるを添えました。相手のを軽く見過ぎな気もしましたが、の代わりにを投げた場合には神速でスイープするプランもけたぐりでに対処するプランも取りづらいため、苦肉の策です。
1ターン目は計画通りにフリドラと悪の波動の集中でを倒すことに成功。H4D252までなら確定で落とすことが出来たのですが、彼の構築記事に記載されている調整だと90%ほどでした。このターンにはステロを撒いてきて裏のが削られることに。相手はを出してきましたが、が隣にいない神速ならが耐えることが出来るため、この状態から相手を倒していく方針に決めました。ここで相手の行動として考えられた道筋は大きく分けて三つで、
- がテラス神速を撃ってくるルート
- がテラスしてカタストロフィなどを撃ってくるルート
- をに引きながらをテラス神速でワンパンするルート
でした。上二つに対しては両守るから入ってどちらがテラスタルするのかを様子見するのが正解ですが、その行動をとると三番目の行動をとられた際には→の順に一体ずつ処理されて苦しいと考えました。しかし後から冷静に考えると、その展開では相手はにテラスを切れないため、の神速で対応が効いたようにも思えます。相手の構築全体で合体に弱い様な気がしていたため、はおそらく水テラスタルだろうとは想像していました。しかし毒テラスの場合にはこちらからの打点が著しく減り、かなり苦しくなることを考えたりがフリドラ+熱風でどれくらい削れるのかや、三つ目の交代択を相手視点選べるのかを考えているうちに時間が減っていき焦ります。結果僕が時間ギリギリで選んだのは、凍える風+熱風をに集中。相手の行動はノマテラ神速+ヘビボンをそれぞれに。結果は次の熱風で落ちるか怪しいラインで、もHPを半分弱残していました。次のターンもどちらが守るかの択でしたが、守る択に負ければすぐ負けなので、両方とも動かしました。熱風ではなく悪の波動でを倒しに行く択もありましたが、あえて残して次のターンに裏のの神速と眼鏡ムンフォでそれぞれ倒すことに。相手はを神速で倒しながらもヘビボンで処理。熱風で焼くことも願いましたがかなわず。計画通りの倒し方を狙いますが、相手はをに交代。を選出したことが完全に裏目に出ました。古代活性では予想通りSが上がりました。はそのまま倒せましたので、最後には乱数勝負で祈ることに。相手のシャドボを耐えたものの返しのムンフォでは倒しきれず負けです。結局のところがラスト1体として正解でした。その投げ方でもに対して戦いようはあったはずです。後悔を残しながらも次の対戦へ。
二戦目
vsシッティン (@gyakuba_Regice) / Twitter
選出:+vs+
初手はで相手の出方をうかがえるようにしつつ、に龍舞を積ませない圧力として10万ボルト持ちのを選出しました。相手の初手には刺さっていなかったので即座にに引きながらを削るカタストロフィを。相手は光の壁を貼りながら地団太でを削りに来ましたが交代してきたには無効です。次のターンは相手がリフレクターを貼ってくると想定していましたが、実際にはカタストロフィで削られ続けることを嫌ったのか相手は即座にをに交代しながらはに挑発。こちらはの滝登りと地震をに集中。威嚇によってにはギリギリ耐えられてそのまま食べ残しで回復。次のターンはカタストロフィでを削りますが竜の舞を積まれながら相手はをに交代して生き残らせる判断。を狙った滝登りはに当たりあまりダメージは出ません。竜の舞を積まれたことで、でを倒す必要が出てきましたので一度をに引きながら、毒テラスカタストロフィをに撃って飛行テラスもの特性も光の壁も全て貫けるようにダメ押ししようとしましたが、をに引きながらの滝登りで怯み。しょうがないので凍える風で一度ダメージを稼ぐ方針に切り替えながらを大切にするためにに交代。クリアチャームで威嚇は防がれても飛行テラバを耐えると想定していましたが災いの剣の効果が想像以上に大きく、また急所に当たって倒されてしまいました。(後から計算したところおそらく無効急所)これによってが不意打ちを耐える方法が無くなりほぼ積み状態に。ここからはミスもなく詰められて負けでした。滝登りで怯まされた後からは明らかに冷静さを欠いていましたし、なんならその前からを大切にしなくても最後にが詰められるようにテラスタルとを後ろに置いて威嚇を残しておく判断も出来ていませんでした。大会が始まる前からday2に直前までずっと「落ち着け」を言い続けてくれた友達にはなんて言えばいいだろうとか考えていました。こうして、最後の二戦は自分の判断ミスによって負けるというあまりにも悔いが残る形になってしまいました。
あとがき
僕の中での日本大会はここまでで終わりとなってしまいました。半分以上が自己満足でできた記事ですので、飛ばし飛ばしでも読んでいただいたあなた、本当にありがとうございます。ここまでで一万文字強ですので、平均的な日本人の読むスピードでも二十分ほどかかる計算になります。専門的な話な上に、各対戦の振り返りなんかは文字でしか書けなかったため、読むのにもっと苦労する方も多いと思います。
special thanks
色んな方に支えていただいてここまで来れました。この記事には書いていなくても、深いことまで教えてくださった方々はたくさんいます。みんなの分を書いていれば3万字は超えれます。本当にお世話になりました。また世界大会の時にはよろしくお願いします。
ここからは100%自己満足ですので、ここから先は読んでいただかなくても結構です。僕のday2が終わった後の話です。
day2.5
会場前の廊下で、試合前に送っていただいていた応援のメッセージや、負けた後での慰めのメッセージを見ているうちに悔しさやら情けなさやら、感謝の気持ちやら色んな感情が込み上げてきてヤバかったです。応援してくれる方が一人でもいるなら、できる限り頑張ろうという気になりました。その後で、まだ参加できるサブイベントやお昼ご飯に遊びに行きました。お昼ご飯をおごってくださったお兄様、ありがとうございました。その後ではマルチバトルでも盛り上がったりと普段とは違う体験でした。東京駅に帰る途中で意味わからんくらいつかれていたので、東京観光をしていたポケカ勢の二人に電話して、帰る時間を早めてもらうことに。去年もこのムーブしてるの申し訳なすぎるけど合わせてくれてありがとう。新幹線では僕が冷静になれるように、三人で負けた時の話を聞いてくれたので、かなり気持ちに整理がつきました。運の要素があったりもしたけれど結局負けたのは自分のプレミのせいだと理解出来ました。新大阪に帰ると、晩御飯を食べるのにそこそこちょうどいい時間に。
お好み焼き屋にみんなで入ってご飯を。話の合う親友とご飯を囲んで笑い合う、こんな時間があと何回もあったらいいなと思いました。旅行の最後にはセンチメンタルな気分になってしまいますね。JRの普段と変わらない人混みと窓の外を通り過ぎていく夜景のなかで、日常と非日常の狭間をさまよっている気がします。最後にはマララ君と二人で電車に乗って帰るのですが、自分でもよくわからない感情でこれまでとこれからの事とを話し続けていました。このまま書くと終わり方がわからなくていつまでも書いてしまって、この文章を書いている6/25にまでたどり着きかねないので終わります。センチメンタル過ぎてなにが書きたいのかすらもよくわからなくなってすいません。多分ポケモンからここまで広がってこれるのって素晴らしいよねってことを伝えようとしてるんです。大目に見てあげてください。また世界大会のあとの記事でお会いしましょう。次はもうちょっとわかりやすく伝えられるように頑張ります。
【パルデアプロローグ36位】未来パオカイリュー
こんにちは。ミンです。
パルデアプロローグで最終36位を取ることができたので、考えた道筋を備忘録として残します。
構築経緯
禁止伝説ポケモンの選択
このルールでは、ミライドンかコライドンかのどちらかを選択し、軸として戦います。まずはそれを決めるところから始めました。ミライドン、コライドンそれぞれのメリットを挙げるとこのようでした。
- ミライドン
・イナズマドライブの火力が高い
・マジカルシャインでコライドンを確定一発にできる - コライドン
・フレアドライブとアクセルブレイクの二種類の高い打点
・ニトロチャージによって素早さを上げられる - 共通
・瞑想+パラボラチャージ、ビルドアップ+ドレインパンチのコンボ
・素早さが環境最速タイ
・特性でパラドックスポケモンのサポート
これらを吟味した際、マジカルシャインとパラボラチャージの範囲打点が優秀であることからミライドンを選択しました。
このルールでのミライドンは、瞑想型と素殴り型の二つに大きく分けられます。
瞑想型は主にエレキシードか食べ残しを持って盤面に居座ることで圧力をかけます。
素殴り型は命の玉やこだわり眼鏡・スカーフを持って攻撃してテンポを取っていきます。
瞑想を積むためには壁や威嚇、バークアウトのサポートが重要であり、そのような行動は急所にとても弱いため、レートの低い相手にそれで負けて大きく順位を落とすリスクがつきものです。そのリスクを嫌って、できるだけ瞑想は積まない方針に決めました。
基本選出の決定
次に、ミライドンが不利を取る相手に対しての第二の軸を考えました。ミライドンがマジカルシャイン込みでも戦いづらい相手には、軒並みヘイラッシャが高火力を押し付けられることに気づき、ヘイラッシャを採用しました。この二体のエースで実験してみると、スタンダードなアタッカーを詰め込んだチームには、想定通り地面テラスヘイラッシャの高い数値で有利に立ち回ることができました。ただしチオンジェン+妖テラスミライドンなどの回復を絡めた構築などに勝てなかったため、キラフロルで毒を撒くことで対応しました。毒のとおらないタイプはヘイラッシャの地震が抜群で通るため、補完の取れた、いい基本選出ができたと感じました。
補完枠の決定
この時点では、テツノツツミに全体的に弱点を突かれたり、毒を撒いたところでチオンジェンにヤドリギの種で粘られてヘイラッシャが倒されたりという欠点がありました。それらに対応するには、パオカイリューの高火力の先制技で一掃することがよいと考えました。それ以外にもいくつか試しましたがいずれもうまくいかなかったので、ここで構築の大まかな形が決まりました。最終的な形は以下のようです。
個体解説
妖ミライドン@エレキシード
177-94-122-184-136-205(12-0-12-228-4-252)
イナズマドライブ・パラボラチャージ・マジカルシャイン・まもる
万能アタッカー。選出しづらい状況に陥りがちなポケモンが多く採用されているため、このポケモンだけは必ず先発で出せるという個体にしました。エレキシードを持つことで、パオカイリューやテツノワダチが相手にいる場合でも、ある程度の信頼を置いて動かすことができました。テツノツツミからHPを大幅に吸うことのできるパラボラチャージが最高に偉かったです。一度だけ味方のヘイラッシャを吸って元気になりました。
選出率1位
飛キラフロル@きあいのタスキ
190-67-110-187-114-106(252-0-0-156-100-0)
キラースピン・だいちのちから・ヘドロばくだん・ニードルガード
一気に好きになった岩。テツノツツミの凍える風+ミライドンのイナズマドライブを耐えてくれるといいなあ。という思いでかなりHDに伸ばしました。その場面はなかったものの、ハバタクカミのマジカルシャインの乱数が大きく変わっていただろう事と、すばやさに振らなかったせいで負けた試合がほぼなかった事から、後悔はしていません。物理技で倒されるのならどくびしを撒くことができるので、簡単に倒される状況でも強気に攻めることができ、多くの勝ちにつながりました。テラスタイプは本当は地面が一番強かったと思います。
選出率2位
鋼ヘイラッシャ@クリアチャーム
226-165-136-76-90-84(4-236-4-0-36-228)
じしん・ウェーブタックル・いっちょうあがり・まもる
二時間でも三時間でも語れる魚。レートが低い間は、安定した勝ちを作りやすいポケモンでした。クリアチャームのおかげでウインディやこごえるかぜに強く出られ、Bo1特有の初見殺しの要素も取り入れられています。
直前に地面→草→鋼テラスタルの順に個体を変えていました。鋼は、初手によく出されるテツノツツミに対して少しでも抗う意味とクリアスモッグを無効化する意味でした。しかし、これが多くの悲劇を生みました。鋼テラスでは、合体時でもミライドンのイナズマドライブで50パーセントほど削れてしまうのです。そのために、テツノツツミ+ミライドンの並びに対して、いっちょうあがりで素早さを上げてミライドンを抜く必要が出てきてしまったのです。しかし、テツノツツミがアンコールをもっていてかつ、ミライドンが妖テラスで瞑想を覚えていた時に、合体していっちょうあがりを打つとほぼ負けが確定します。このような理由から、ヘイラッシャをミライドン+テツノツツミに対して先発で出して戦うことができず、苦しい戦いを強いられました。
選出率4位
火シャリタツ(のびたすがた)@こだわりスカーフ
143-49-80-172-116-147(0-0-0-252-4-252)
だくりゅう・こごえるかぜ・りゅうせいぐん・みずびたし
ヘイラッシャの餌。単体性能はハバタクカミやテツノツツミが無限に上から動いてくる都合で最弱でした。みずびたしで相手を水にしながらのパラボラチャージで、ミライドンに身をささげることも二度や三度ではありませんでした。
選出率6位
霊パオジアン@いのちのたま
187-187-101-99-86-157(252-236-4-0-4-12)
アイススピナー・ふいうち・せいなるつるぎ・まもる
弱いザシアン。テラスタルしていないハバタクカミやミライドンのマジカルシャインは一発耐えます。HPに努力値を振り切ったことで一発は耐えることを信じられた上に、それが相手視点では見えないことも強かったです。最後のほうの試合はほとんど全員がテツノツツミを採用していたためヘイラッシャを選出できず、パオカイリューがエースでした。火力面もチオンジェンを倒すという目標には十分で、かなり満足できました。キラフロルの毒で削れた相手を先制技でスイープする動きは、レギュレーションCでも可能性があると思います。
選出率5位
無カイリュー@じゃくてんほけん
198-204-115-108-121-100(252-252-0-0-4-0)
じしん・アイススピナー・しんそく・おいかぜ
パルデア最強の600族。数多くのマジカルシャインを弱点保険の餌にして蹂躙していました。マルチスケイルのおかげで初手性能が高く、初手に困ったときに選出していました。追い風があることで、パオジアンが不安定な不意打ちではなくアイススピナーを打てるようになったり、無理やりヘイラッシャを加速させたりできました。
選出率3位
最後に
かなり駆け足な記事になってしまい力不足を感じています。何かを論じるには5000字程度が必要だと語っていた日本史の先生の気持ちがようやく分かりました。考察の深さが足りなかったことから、最終順位にも満足はできていないのでこれからも精進します。ここまで読んでいただきありがとうございました。